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2009.07.06

慶應ビジネススクール2年目(1学期振り返り)

本日は2年目の1学期の振り返りを。
1学期に履修していた科目は、ゼミナールと専門科目を3科目でした。

  • ゼミ(修士論文指導)
  • ゼミ(輪講)
  • 戦略コンサルティング
    ‐ボストンコンサルティングKBSチェアシップ基金寄附講座‐
  • ベンチャーキャピタリスト養成Ⅰ・Ⅱ
  • 新事業創造体験

修士論文のプロポーザルを提出し終えたので、ひと段落しつつ、
研究計画の見直しと、アクションプランの確認を早々に行わないと。

2年次の1学期は、卒業認定に必要な単位をほぼ取得していれば、
自分の興味の範囲で履修することができます。

私は、前回のエントリーにあるとおり、
起業をする際に、役に立つという視点を持ちつつ、
上記の3つの授業を履修しました。

結果として、満足度は非常に高いものになりました。

履修者数は10人程度の講義が2つで、
先生との距離が近かったことが、満足度を高める要因だったのでしょうか。

ベンチャーキャピタリスト養成講座では、担当の村口先生が、
現役のベンチャーキャピタリストで、
様々な示唆に富んだ講義を展開してくださいました。

  • 一般にVCの投資対象が、投資時点で満たすべきだと考える基本的条件と判定方法を列挙して、簡単に説明せよ。
  • VCにせよ、投資先の起業チームにせよ、チームの生産性を上げるための条件と方法を、思いつくまま列挙して説明せよ。
  • 創業ベンチャーにおけるファイナンスの意義、及び出資される側及び出資する側のそれぞれの注意点」について各人の考えを述べよ。
  • ベンチャーキャピタリスト(投資家)にとって、事業計画の説明を受け評価するときの観察ポイントと、事業計画発表時点で質問すべきポイントを述べよ。
  • 起業家とVCにとっての、事業計画の作成意義」について、あなたの思うところを述べよ。

とまぁ色々あるわけですが、
ここでも共通しているのは、「あなたはどう考えるか」という視点です。

ビジネススクールのディスカッションの特徴として、
実際の経営には正解がないというスタンスのもとで、
様々な視点、考え方をぶつけ合うというのがあります。

この授業においても、先生とのインタラクティブな講義が、
うまく学生を巻き込み、かなり盛り上がった議論になったことを思い出します。

個人的には、
VCとして投資先を選定する基準というのには、
暗黙知のようなものが多数存在し、
投資基準を全て数値化することは、
物理的に不可能ではないかという感想を抱いています。

また、村口先生は、投資先の代表取締役の方を、
講義後の食事会に呼んでくださり、
現場で起きていることをリアルに教えてくれます。

さすがに文字にすることができる情報と、そうでない情報があるのですが、
了承をいただいた下記の会社について、少々書きたいと思います。

株式会社クオカプランニングの斎藤賢治社長にお会いしたときのことです。

クオカプランニングは、お菓子の材料や道具を売っている会社です。

「お母さんの作るお菓子、めちゃくちゃおいしい!!」

子を持つ母なら、こんな風に子供が言ってくれたら、嬉しいですよね。
でもお菓子作りは実は難しい。
それは、材料と分量を間違えてしまうと、すぐまずくなってしまうから。
それほどお菓子というのは繊細なんです。

そんな中で、斎藤社長は、クオカのお菓子の材料と道具を通じて、
子供達に、母親の作るお菓子のおいしさを伝え、
母親にも作る喜びを感じてもらっているのです。

このお話を聞いて、
改めて企業ビジョンの重要性と、
顧客に何を提供するかを追及することの重要性について、
腹落ちした感覚を得たのを覚えています。

斎藤社長の記事はこちらからも読めますので、
興味のある方はぜひご一読ください。

読んで損はしない内容です。
http://www.1101.com/president/saito/index.html

斎藤社長の会社はこちら。
http://www.cuoca.com/

他にも色々書きたいことはありますが、また次回のエントリーで。

超長文、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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